低温スチーミングとは?

『おいしく、保存出来る』がうれしいスチーミング調理

『体にやさしい』低温スチーミング

低温で蒸すと…
美味しいだけでなく『体に優しい料理』になります。

低温スチーミング調理がなぜ、体にやさしいのか?

食材を低温でじっくり蒸すことで、
異なる温度で働く食物酵素により熟成が進み、
旨味・甘味が増すだけでなく、消化をサポートしてくれます。免疫力アップにつながります。

酵素が働いて日々熟成する低温蒸しの大根
酵素が生きてます。

ここで注目していただきたいワードが
AGE(最終糖化産質・Advanced Glycation Endproducts)です。
『糖化』とはタンパク質に過剰な糖がこびりついた現象を言います。

糖化したタンパク質は強い毒性を放ち、
体に様々な悪影響をおよぼすと言われています。

老化・病気のもと、糖化によるAGEを作りにくい調理法が
低温スチーミング調理です。

いいことずくめの低温スチーム

低温スチーム調理はどんないいことがあるのか?

低温スチーム調理の発案者である平山先生から研究成果を伺ったお話では

『ゆっくり加熱することで』

  • 素材の細胞への損失が防げるので、素材自体のおいしさを残すことが出来る
  • そのために冷めても柔らかくて、おいしい
  • 廃棄部分が減る、素材の収縮が少ない
  • 加工後の日持ちが長くなる
  • 素材の細胞への損失が防げるので、素材自体のおいしさを残すことが出来る
  • そのために冷めても柔らかくて、おいしい
  • 廃棄部分が減る、素材の収縮が少ない
  • 加工後の日持ちが長くなる

と、メリットだらけです。

低温調理が出来る調理器具が最近、目につくようになってきましたが
実は低温で調理する方法は古くから用いられてきた手法で、
鍋などの調理器具がない時代、食材を木の葉で包んで時間をかけて、
ゆっくり火を通す方法で調理するだけでなく、食材の保存も行っていたようです。

低温スチーミングは、先人の知恵でもあるんですね。


『学んで良かった』と必ず実感できる調理法です。

平山先生は、80歳を超えられた今もエネルギッシュに活動されておられます。
年齢を重ねても自分らしく…お手本ですね。

低温スチーミングのデメリットは?

一方でデメリットは?というと

  • 慣れるまでの間、段取りに手間取る
  • 慣れるまで時間がかかってしまう

複雑な調理法ではないので、慣れたら、効率よくできるようになリます。

むしろやらないと気持ちが悪いと思ってしまいます。

次に平山一政先生が低温スチーム調理法を発案・研究・改良されてきた理由について、お話してみます。

平山一政先生の低温スチーム調理普及への思い

平山先生のお話を直接伺うといつも『野菜について』が多いんです。

私が印象に残っているのは『お弁当に入れる野菜のお話』です。

お弁当に入れる野菜にもそれぞれに役割があって、
リピーターを増やすために必ず、入れるべき野菜は『甘味のある野菜』だそうです。甘味を入れることで人は満足を感じるんだとか。

調理やスチームのことだけでなく、マーケティング戦略のことも考えておられることがよくわかります。

その目的は『野菜をたくさん食べてもらう』ことで日本の農業全体の向上を考えておられるんですね。確かに『50度農法』も発案されて、全国で希望者に向けた伝授も行っておられますので本気度が伝わります。『私は日本の農業を変える!』というお言葉を聞いたときに心が躍ったことを覚えています。

そんな低温スチーム調理の魅力について、管理栄養士の立場から次にお伝えしてみますね。

スチーミング(蒸す)調理と『焼く・揚げる・ゆでる』の違い

蒸すのは面倒だから焼く・揚げる・ゆでるでいいのでは?という方も多いとおもいます。もっと簡単を目指すならレンチンの方がいいと思う方もおられると思います。笑

私が日々、蒸し調理をしていて感じるメリットは

  • 消化が良いので食後の体が重くない
  • 冷めてもおいしいのでお弁当に使いやすい
  • 栄養・旨味・甘味が逃げない。むしろ増す。
  • 肉や魚の余分な脂が適度に落とせる
  • 酸化物・薬剤・汚れを落とす
  • 糖化(AGE/老化)を作りにくい
  • 適度な灰汁(あく)が残る(食物繊維を壊さない)

という点です。詳しくはここでは述べませんが元気に健康に暮らすために食べるのですからこのこの項目はとても重要だと思っています。

普通の蒸し器から始めてみよう。

低温スチーム調理は専用の調理器具がいると思っている方が多いですがはじめは普通の蒸し器からはじめてみましょう。

蒸し調理はゆでる・焼く・揚げるなどの調理と比べて、多くのメリットを感じていただけると思います。

詳しい方法は こちら のページで説明しています。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。