もくじ
日本の添加物の現状は?
『無添加』という言葉が世の中に広がって、久しいですが世の中には添加物入りの食品がドンドン増えています。
どのくらいの添加物が出回っているのかというと、厚生労働省のHPにある 食品添加物 分かりやすい資料 によると
食品添加物の種類(2020年6月18日現在)
●指定添加物 466品目
安全性を評価した上で、厚生労働大臣が指定したもの
(ソルビン酸、キシリトールなど)
●既存添加物 357品目
平成7年の法改正の際に、我が国において既に使用さ
れ、長い食経験があるものについて、例外的に指定を受け
ることなく使用・販売などが認められたもの(クチナシ色
素、タンニンなど)
●天然香料 約600品目
動植物から得られる天然の物質で、食品に香りを付ける
目的で使用されるもの(バニラ香料、カニ香料など)
●一般飲食物添加物 約100品目
一般に飲食に供されているもので添加物として使用さ
れるもの(イチゴジュース、寒天など)
※厚生労働省HPより抜粋
物凄い数ですね。w
海外ではどうなのかというとEU諸国では60~20種類くらい、アメリカでは130種類くらいと言われています。
※アメリカは1500種類強あると記載されるサイトもみられますが添加物の定義を日本に合わせた場合の数値を挙げています。
これが現実なんですね。
でも、なぜ、危険と言われる添加物がこんなに横行しているのでしょうか?
『大量生産=低価格』の実現のための添加物
2020年現在、日本の平均賃金は約430万円で先進国では最低、世界的にも22位だそうです。
そんな中、共働き世帯が増えて、毎日の食卓の様子が変わるのも無理のないことかもしれません。
手っ取り早く、お弁当や出来合いのおかずを買うことが普通の暮らしになってきたんですね。
そうなると少しでも安いものに需要が集まり、売る側も添加物を使って、少しでも安いものを作ることが企業努力となったと思います。
そうなると『腐らない、カビないように』『変色しないように』『おいしく感じるように』とドンドンエスカレートしてきた結果が今の現状でしょう。
買う方も添加物入りの食品を食べてもすぐに健康被害が出るわけでもなく、見た目も味もそれなりに良いとなれば、気にせずに食べ続けるのもわかる気がします。
でも、『あまりに増えすぎた』ことは否めないところです。やはり、添加物の摂り過ぎと思われる健康被害が目立つようになってきています。
添加物を摂り過ぎるとどんな問題があるのか?
添加物を摂り過ぎることで体のどこに問題が起こるのか?
これも人それぞれ、体質や性別によっても様々いうところです。
まずは食べ物を食べた時の食材が通るルートから問題が起こります。
食道ー胃ー十二指腸ー小腸ー大腸ー肛門
そこから血液中に入って、肝臓で処理され、心臓に送られて全身をめぐります。
どこ?とは特定できないところが添加物がこんなに蔓延る原因にもなっているんですね。
わからないんです。w
でも、確実に昔、家でみんなでご飯を食べるのが普通だった時代と違う点は
アレルギー、学校や会社に行けない人、ガンの増加です。
詳しい数字はここでは控えますが確実に上昇しています。
これが添加物による影響だとは言い切れませんが生活様式から考えると無関係とも言えないのです。
やばいものは避ける!
これは健康維持のためには必須の考え方だと私は思っています。
でも、はじめてこんな話を聞いた方は何からはじめていいのか?わからないと思います。
無添加生活をはじめるにあたって
無添加生活の始め方として、私は『調味料から変える』ことをおススメしています。
何よりも毎日、口にするものから変えることが添加物の全体量を抑えることにつながるからです。
それと調味料を変えると少しは自炊への意識が芽生えてきます。
ご飯も炊いたことない方でもご飯を炊くようになったり、ついでにみそ汁くらいは作ってみようと思ったり、何となく始めてみることにつながります。
Luna&solクッキングではそんな方にも取り組みやすいお料理もお伝えしてます。
毎日、外食と出来合いの食品を食べていると大量の添加物を体に入れることになります。そこにクスリ、サプリなどが加わると体は化学薬品だらけで一杯になります。
体は食べ物からしか、作られません。
是非、その事実を再確認していただき、無添加生活に足を踏み込んでいただきたいと願います。